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僕たちはスーパージュニアです 38

2011年10月22日 10:16

画像21

一日間が開いてしまいました><

そろそろこの物語も終わりに近づいてまいりました。

一生懸命翻訳中です。
38. Will you marry me..?


「ああ、ちょっと起きろって!」
ヒョクチェは夜中から寝ている俺を起こしたが、ぐっすり寝ている俺が起きないと、俺を抱き上げて水が入ったよくそうにポンと落とした。そしてまだ夢うつつの俺の代わりに、俺の体をあちこち洗って、もう一度俺を抱き上げ頭をぱたぱた乾かしてくれると、これでできたと言いながらまた部屋に俺を突っ込んだ。何なんだ、朝からこの大騒ぎは。
「ドンヘ、久しぶり?」
「……ビョリヌナ?」
 俺の目の前に見えたのは、メイクアップボックスを広げ、俺を見ながら笑っている、相変わらずどっしりとしたビョリヌナだった。ああ、本当にどっしりしていて、もう一度でも言ったら殺されてしまいそうだ。見た目どおり、かなりタフな正確をしている。ビョリヌナは俺たちがデビューしてから4年間、メイクアップしてくれていたヌナだが、ところでヌナがどうしてここにいるんだ?
 俺は突然現れたビョリヌナのせいで、魚顔が呆然として何もできずにそわそわしながら立っていた。するとヌナが俺の手を掴み、俺を引っ張っていくと、遅くなったとまた慌ててふためきながら顔にファンデーションをたっぷりつけた。
「あなた、肌が本当に荒れてる。ああ、ビタミンをもうちょっと取りなさいよ」
 ビョリヌナはたくさん荒れてしまった俺の皮膚を見てぶつくさ言いながら、メイクアップを続けた。メイクアップ数rと気、口を開いたり話をするのを一番嫌うビョリヌナの性格をよくわかっているので、俺はビョリヌナの文句にもめげずにただ口をぎゅっと閉じていた。しばらくそんなふうにメイクをしていたビョリヌナが「できた!」と俺を鏡の前に連れて行った。
「わぁ……」
「かわいいでしょ?」
 ビョリヌナの言葉通り、鏡の中に写る俺は本当にかわいかった。いつの間にか髪が長くなっていたからか、俺を始めてみる人は俺を女性に間違えてもおかしくないくらいに……。しばらく俺が自分の顔に酔って鏡だけをじっと見つめてぼんやりしていたが、ビョリヌナが俺の肩をとんとんと叩き、俺に服を差し出して、「ドンヘ、着なさい」と部屋を出ていった。その服はとても素敵な、外国映画の結婚式シーンに出てくるような真っ白なタキシードだった。
「どう?」
 あまりその服を見つめ過ぎて部屋から出るのが遅くなればビョリヌナが僕に向かってきゃっと叫ぶと思って、早く服を着替えて部屋を出て行った。どう? と聞く俺の言葉に、ビョリヌナはただにやりと笑いながら親指を立てて見せた。
 まもなく他の部屋からヒョクチェが出てきた。ヒョクチェは真っ黒なタキシードを着ていた。彼の銀髪にとても似合っていて、今日に限ってヒョクチェの顔が余計に輝いて見えた。
「あら、かっこいい。あんたたちふたりとも――私はこの人生スタイリストをしながら、あんたたちみたいな素敵な子達のスタイリストをしたんだから、もういつ死んでも悔いはない」
 いたずらっぽく笑いながら、俺たちに言うビョリヌナのせいで、俺たちもまた笑ってしまった。そんなふうに笑いながらヒョクチェは手首にした時計を見つめ、また遅くなったと言いながら俺の手を掴み、ペンションの外に引いていった。
 今度は俺たちはスーパージュニアだったとき乗って歩いていたバンと一緒にヨンジュンヒョンが待っていた。俺たちが普段に乗っていたバンに違いないが、少し違うバンだった。色とりどりの風船と紙の紐がついている。あ、ようやくヒョクチェが朝から騒いでいた理由がわかった気がした。彼は今俺に、人生において一番忘れられない、一番大切な思い出を作ってくれようとしていた。
「タク運転手、出発しろ」
「はい、社長」
 数年前のギャグを今するのか。時代が過ぎた以前のギャクだったが、俺たちはそのギャグも狂ったように笑った。今、俺たちは世界じゅうのどの人よりも幸せだった。
 車は環状線をしばらく走ると、きいっという音と共に止まった。ヒョクチェは自分が先に下りて、自分の右手を広げ、「奥様、お降り下さい」と言いながら俺の手を掴んだ。俺はぷふっと笑った後、「わかりました、イ運転手」というえらぶった台詞を力いっぱい飛ばしながら注意深く車から降りた。
 車から降りた俺の前に見えたものは、小さくて上品な教会だった。ヨンジュンヒョンとビョリヌナはこれ以上ついてくるつもりはないのか、もう一度車に乗り、俺はそんな彼らにありがとうと笑いながら前を行くヒョクチェを急ぎ足で追い掛けた。
「わあ……」
 目の前に見えてくる光景に、俺は夢中になって見つめた。おい、よだれが落ちるぞ。ヒョクチェの言葉で我に返り、もう一度教会を見回した。白いレースが教会の中にいっぱいになっていて、いつそこまで行ったのか、その真ん中でヒョクチェが俺に向かって明るく笑っていた。そしてそれらの後ろに、徐々にあまりにも見慣れた顔が現れた。俺を見て明るく笑うその姿に、俺は結局どっと泣いてしまった。みんな、今日に限ってどうしてそんなにかっこいいんだ。
「ヒョン! こんないい日にどうして泣くんですか!」
 俺がその場に座り込んでわあんと泣くと、リョウクが驚いたように俺のほうへ駆け寄ってきた。いつもリョウクの隣について歩いていたギュヒョンもリョウクが走ってくると一緒にやってきて、二人は泣いている俺の隣でそわそわしながら、ただ互いに視線をやりとりした。
「さあさあ、ご出席の皆様お席にお座りください。これからイ・ヒョクチェ君とイ・ドンヘ君の結婚式を始めます」
 太くハスキーな声が聞こえて、誰かと司会者側を見ると、ヨンウンヒョンが経っていた。ヨンウンヒョンの新郎入場! という大声が響くと、座っていたメンバーたちがみんな立ち上がって拍手をした。しかしヒョクチェが足取りを踏み出すその瞬間、突然ピアノを弾いていたジョンウンヒョンが、Twinsの伴奏を弾き、そのせいでヒョクチェは台の前までダンスを踊りながら行かなければならなかった。
「ぷはは。イ・ヒョクチェ、結婚式の日までギャグか」
「キム・ジョンウン、バカやろう! ちゃんとやれ!」
 久しぶりに見るシウォンとヒチョルヒョンの冗談めいた声に、ジョンウンヒョンは後頭部を掻いた。もう一度聞こえるヨンウンヒョンの新婦入場! という声に、俺は本当にまるで自分が新婦にでもなったように両頬を真っ赤に紅潮させたまま、ジョンウンヒョンが弾く結婚行進曲にあわせて一歩一歩注意深く踏み出した。遠くに、俺を見て笑うヒョクチェの顔が見えた。
 俺が今、正式におまえの……同伴者になるんだな。
 頭の中では早く歩いてヒョクチェのそばに行きたいと思ったが、不思議と足取りはしばらく鈍かった。そんなふうに中間くらいまで歩いた頃、突然ソンミンヒョンのあ、そうだ! という声と共に、俺の手には真っ赤な花束が持たされた。
「しっかりしなきゃ。入場する前にあげなければならなかったのに、忘れてた」
 俺はこの嬉しい日に、しきりに流れる涙で目の前がかすんできてうつむいた。するとヒョクチェが俺の前につかつかと歩いてきて、俺をさっと持ち上げて、台の前に向かった。「おお! タフだな?」
「初夜は問題なさそうだ!」
 ぴゅーっと口笛まで拭きながらジョンスヒョンとソンミンヒョンが大騒ぎだ。台の前まで来たヒョクチェは俺をそっと下ろし、その場所にはいつの間にかさっきは司会者席にいたヨンウンヒョンが、いつ来たのか立っていた。
「ふふむ……このカップルは少し特別だね。ふたりともタキシードを着ているがみっともなくいらっしゃって」
 茶目っけたっぷりのヨンウンヒョンの言葉にまた客席がどっと笑った。ヒョクチェもヨンウンヒョンの言葉に笑っていて、俺も便乗して笑った。
「ささあ、ひとつだけ聞きましょう! 永遠に愛する自身がありますか?」
「はい!」
いいえー。
 ヒョクチェのとどろきわたる声が教会の中に大きく響いて、そのせいで俺の小さな声は埋もれてしまった。むしろ幸運だと思った。本当はその質問に自信を持って答える、そんな勇気はなかったから。
「それでは以上で全ての式は終わります。さあ、それでは東南アジアツアーを終えて帰ってきたK.R.Yのお祝い――お願いします!」
 こんなふうに急いで終わると予想はしていたが、いざ後先ない婚礼の言葉を聴くと、この上なくむなしかった。それでも今この瞬間くらいは小さなことひとつひとつにも幸せなので、なんでも楽しかった。ヨンウンヒョンの最後の言葉に黒いスーツをかっこよく着たリョウクとギュヒョンが客席から出て、ピアノを弾くジョンウンヒョンの隣にかっこよく立ち、マイクを掴んだ。ジョンウンヒョンの指がピアノの上に乗ると、まもなく静かな伴奏が流れた。そして続く甘いギュヒョンの声……。
♪真っ白なドレス はにかんだ足取り 夢見るときめき 僕だけを信じて 僕のそばにたった大切な君……。
 ああ、ユリサンジャの『新婦へ』だ。小さいときに愛する女性ができたら俺が歌ってあげようと思っていた歌だけど。でもいざこうして結婚してみると、俺の隣には愛する女性ではなく、愛するイ・ヒョクチェがいるね。
♪冷たい視線が俺たちに立ちふさがるとき 悲しくもあったけど いつの間にか君は愛で僕を包んでくれたね
 歌詞ひとつひとつが本当に俺たちの状況を語っているようで、徒にジンときた。いつの間にか微かに震える俺の肩の上にヒョクチェの手が乗ってきて、俺――たちはただ見つめあい、笑った。
♪君も僕も 違う理由で苦しまなければならなかった日 耐えてくれた君 約束するよ これ以上の涙はないということ……。
 キスしろ、キスしろ! メンバーたちのとどろき渡る声に恥ずかしくなった俺は赤くなった量頬を両手で押さえた。そんな俺にヒョクチェが近づいてくると、おでこにかかっている前髪をかきあげて、そっとキスをしてくれた。ちゅう――わぁ! ワールドカップのときのゴールが決まったとき、宿所で叫んだ歓声よりももっともっと大きな歓声が教会内に響いた。
「ドンヘ」
「……ううん」
「俺と結婚してくれてありがとう」
 その言葉と同時に、ヒョクチェは自分の左側のポケットに手を入れて、小さな箱を取り出した。注意深くその箱を開けて、中から指輪をふたつ取り出したが、光が反射してキラキラするのがとてもかわいい。俺の左の薬指に指輪をしてくれて、自分のしてくれと俺にひとつ渡した。D.H.……。俺のイニシャルが刻まれている指輪だった。そして俺の指輪にはH.Jというイニシャルが刻まれていた。俺がヒョクチェんい指輪をするなり、メンバーたち全員、俺たちのほうへやってきてヒョクチェを持って胴上げした。
 やめろよぉ……少し、いやものすごく激しいような胴上げに俺はやめろと言ったが、そんな俺の言葉はまったく聞こえないと言うように胴上げは続いた。
 隣で俺はどうすればいいかわからず、ただ足を地団太を踏んでいたが、ヨンウンヒョンが俺の隣に来て囁いた。おまえが手にしているそのバラのブーケをジョンスヒョンのほうへ投げろ。突然の言葉に俺は驚いたが、じっくり考えてみると、ヨンウンヒョンの意図が手に取るようにわかり、わかったとうなずいた。そして俺は無理にジョンスヒョンがいる場所まで近づいてき、バラの花束をヒョンに投げた。ブーケは本当に正確にジョンスヒョンの両手に掴まれた。
「ヒョン、6ヶ月以内に結婚しないと、一生独身で生きることになるよ?」
 突然ブーケを受けたジョンスヒョンは俺の最後の言葉に「それじゃあこれいらない!」とブーケを投げようとしたが、俺に投げたら一生独身の呪いをかけてやる――という言葉一言に、ヒョンはまたブーケを抱きしめた。
 続く胴上げが終わり、ヒョクチェは息を整えながら俺のそばにやってきた。
「イ・ドンヘはイ・ヒョクチェのもの。今日からハンコをびしっと押したから、どこにも逃げられない」
「……」
 俺は俺の病気を知った瞬間からはヒョクチェと自分の人生について、これ以上ない苦しい時間だと思った。それはただ俺だけの錯覚だった。俺たちはむしろその後から互いを余計に大切に望むようになり、誰よりも互いを理解し、愛することができるようになったのだ。人は誰もが最後の瞬間に全てを悟るように、俺たちはあの瞬間から狂ったように愛し始めたのだった。
「ヒョクチェ」
「……うん?」
「言ったことあったっけ?」
「何を?」
「……ありがとうって」
 俺をこんなに愛してくれるお前に感謝するよ。この一言で全てのものが全部チャラにはならないけれど、それでもありがとう。
「おまえは世界で一番美しい新婦だ」
「新婦がタキシードを着てるのに?」
「いや、まあなんだ。もっとセクシーで素敵だ」
 周辺にいたメンバーたちは狂ってると笑いながら、ヒョクチェを指差したが、彼らもまたみんな笑っていた。俺たちはそうしてみんなで協会の中でヒョクチェと俺の結婚式の仕上げをした。豪華なホテルじゃはないし、たくさんの招待客は来なかったけれど。たぶんそんな場所でたくさんの人々が来ても、今この瞬間ほど嬉しくはなかっただろう。俺が愛し、俺を愛するこの13人が一緒にいるこの場所は、何もにも変えられないのだ。
 ヒョクチェ、どれだけ残っているかはわからないけれど、俺たちは後悔せずに愛し合おう。今までと同じように、これからもそんなふうに愛し合おう。どんなに世界が無視して病魔に苦しんでもめげずに俺たちは愛し合うことだけしよう。して
 ヒョクチェはまた行く場所があると言って、俺の手を掴み走った。メンバーたちも俺たちの後ろについて出てきて、俺たちは教会の外にでてヨンジュンヒョンが待機していたバンに乗り込んだ。少し詳しく言うと、ヒョクチェと俺はそのバンに乗り、残りのメンバーたちはいつ着たのわからない隣にある白いバンへ「後で会おう」という言葉と同時に乗り込んだ。
 俺たちは止まらず、休みなく走った。終わりが見えない天国へ……。


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